パットのマネジメント
〜すでにパットは始まっている〜
アプローチショットを打ち、ボールがグリーンをとらえた後に、何を考えながらグリーンへ向かいますか?
◆ 上手くいったアプローチショットの余韻に浸ってる。
◆ アプローチでミスした原因を嘆いている。
◆ それとも何打目でグリーンに乗ったか計算しているのでしょうか。
気持ちは分かりますが既に終わったことですから変えられません。
いま大事なことは次打、つまりグリーンに乗ったボールをあわよくば1打で入れられるように情報を得ることです。グリーンは離れていると見え易い傾斜と近づかないと見えにくい傾斜があります。他にも逆目や順目などの芝目が遠目でも分かる場合があります。
また、自分と同伴者のアプローチショットがグリーンにオンした時にそのボールはどう転がったかを観察すると傾斜の度合いや転がりの早さなどが情報収集できます。
そして日本のグリーンは、フェアウェイよりも高くなっている場合が多いのでグリーンに上がる前にグリーンエッジにしゃがんでグリーン面を見ることで傾斜の具合を良〜く観察することができます。
1つ付け加ると、
前の組がパットが終わり、どの部分から次のホールへ行ったか見ておくと大まかな芝目の予測が立てられます。
(何組もの人がホールアウトして行くときに同方向に芝を踏むのでカップから次のホール方向に向かって順目になります)
このようにパットはグリーンに上ってから始めるものではありません。パットの成否は実際にパッティングする前の情報収集でもい大きく左右されます。
〜〜〜 パットを制する者はコースを制す! 〜〜〜
コースレート72の半分、36はパット数なのですから当然ですね。悔しい3、4パットを無くすコツをパット専門教材『森本光洋ゴルフ「パット名人養成講座』が伝授します。
パットは感性だと言われますが、基本あってこそ人それぞれの感性が生かされます!