90切りゴルフのマネジメント〜コース攻略 ラウンド前日編
ゴルフ練習で明日のためにできる効果的な方法とは?
練習場で思い切り球数を打つ! ・・・ではありません。
【正しい練習方法とは】
◆ 明日の本番をイメージしながらスイングリズムが一定になるように打つ。
◆ スイングは8分目で行い自分が思う距離まで飛ばなかったら番手を上げる。このときフルスイングをして届かせようと考えてはいけません。特にアイアンは明日のコースでも8分目スイングを心掛けてください。フルスイングするよりも方向が安定しますしダフリ・トップのリスクが軽減します。
◆ 自分の実力を認識すること。スライスもしくはフックになっても今日の内に直そうとしないことです。 明日のコースラウンドは今日の持ち球で組み立てましょう。間違ってもタイガーウッズで組み立てないように。
◆ クラブを打つ順番は本番と同じにする。通常ならドライバーからミドルかショートアイアン、そしてウェッジでしょう。打ち損じても同じクラブを2回打ってはダメ。本番と同様に知っているホールを連想しながら打ちます。
普段の練習には傾斜からのショットを加えたりするのですが今日は打ち過ぎて明日に影響が出ないように100球以内が良いでしょう。
【練習に行けない場合には】
対策としてイメージトレーニングとホール毎のスコアをシュミレーションすることをオススメします。
《イメージトレーニング》
スポーツの世界でも実戦を想定したイメージトレーニングをすることを推奨していますがゴルフでも同様です。ただし、ドライバーが芯を喰ってフェアウェイのど真ん中へ飛んで行くと言うよな夢(想定外)では意味ありません。
大事なことはルーティンをイメージさせて明日の本番でも飛行線に対してスクェアに立てるようにすことです。
90切り出来ない人の多くが目標(飛行線)に対して平行(スクェア)に立っていません
そのためにボールが曲がったりOBゾーンに飛んだりしますが原因をスイングだと勘違いしてしまい泥沼に入ったりします。
ティショット、セカンドショットそしてアプローチショットもルーティンをすることで正しくスタンスを取ることが出来ます。
※ルーティンの方法は「クラブの特性」で確認してください。
《シュミレーション》
ホール毎のスコアをシュミレーションしましょう。ご存じのようにゴルフコースはパー72を基本としています。
内訳はショット数が36、パット数が36です。99を目指すならハンディが27付きますからショット数は36+27で63、パット数は36になります。パットはパットのコツを学んで36パットで上がるとしてショット数の63をホール毎に割り振ります。コースのホールハンディを基準にして振り分ければ準備完了です。
今までに何回も来たことがあるコースなら苦手なホールもあるでしょうから振り分けるハンディを調整すればより実戦に役立つはず。
明日はコースに到着したらスコアカードにハンディを書き込んで準備完了です。
ラウンド終了後は、想定したスコアと結果を比べて検討・反省し次回に備えます。
何も考えずに行き当たりばったりではスコアアップは望めません。プランがあって検証が可能になります。
検証があれば対策も生まれる。そうすれば次回のコースラウンドでスコアアップが可能になります!